緑軍
ゴツ怖いお兄さんのところでわいわいさわぐ若者たちの軍!
カメックス♂ 舛花(ますはな)
「てめぇら…後始末は自分達でやれよ」
「俺に構うんじゃねぇ。…はぁ、ありがとうよ」
185㎝ 30歳
ものすごく声が低くテンションも低いニコチン中毒者。タバコを吸っていないと落ち着かない。何もしていないのににらまれている、と誰もが勘違いがするほどに目つきが悪く、威圧感もものすごい。なんやかんやと若い連中のことを心配しているが声には出さず、いつも柳に指摘されている。あだ名は「まっすん」。過去にあるリザードンの女と交友がある。
幼い頃はとある酒屋で働いていたため、恰好が当時の制服。そこの店主の息子が旅にでると言い出した際にパートナーに抜擢されたが、若さについていけるのだろうかとため息のでる毎日である。
ペルシアン♂ 柳(やなぎ)
「うーん、私はあんまり戦いが好きじゃないんだけどねえ…」
「うんうん、何事にも素直なのはいいことだ。私? 私もいつも素直じゃないか」
180㎝ 28歳
常に瞳を伏せており、たまに開かれるその目の瞳孔はとても細い。戦闘は本人も認めている通り不得意で、変わりに心理戦を得意としており、知らぬ間に柳のペースに乗せられている…と感じるひとも多い。ただし身のこなしが非常に軽く、油断していると寝首をかかれる。
サンダース♂ 向日葵(ひまわり)
「うぅ、すみませぇん…なんでもないです…」
「ぼ、僕でうまくやれるかなぁ…がんばりますけど期待はしないでくださいね…」
165㎝ 16歳
いわゆるコミュ障、自己肯定感も低く何をするにもまず「すみません」。赤面症ももっており、すぐに顔が赤くなってしまう。ひとと目を合わせることも苦手。慣れている人にはすぐくっつく。仲間のおかげで少しずつ自分のことを認められるようになってきた。
ピジョット♀ 紅梅(べにうめ)
「…やめてくださいませんこと? 貴方の菌がわたくしに移ってしまったらどう責任を取るおつもりなのかしら」
「私をたぶらかそうなどという矮小な考えはおよしなさい、無駄でしてよ」
163㎝ 18歳
ゆったりとした動作、美しい相貌、上品な口調…とまさにお嬢様のそれだが、ひとを見下しがちであまり良い性格ではない。両親からの強い圧力に悩まされており、逃げ出したいと考えていたところを舛花に連れ出されたため、唯一舛花には敬意を払っている。
キュウコン♀ 杏(あんず)
「げっ、もしかしてまっすんにあのことバレた!? やばいやばい逃げるからあとはよろしく!」
「大丈夫、あたしに任せてよ! っと、そうなれば善は急げね! さっそく行動!」
160㎝ 19歳
せっかちであほの子。悩むよりもまずは行動する、が信条。誰にでも同じ態度で接する。気合いが入りすぎて失敗することもしばしばだが、すぐに立ち直って次の行動をする。とにかくせっかち。きれいな服、そしてスカートにもかかわらず大股開いてダッシュするとか、塀をよじ登ろうとして周りをハラハラさせる野生児っぷり。
ゴースト♂ 潜木(くぐるぎ)
「俺~、強いじゃん? だから大丈夫だって~」
「しらんがな。お前の蒔いた種だろうがよ? お前さんはあれか、てめぇのケツもてめぇで拭けねぇのか?」
175㎝ 20歳
とても傲慢で誰に対してもなめた口の利き方をする。女ったらしでもある。他人に命令されるのが大嫌いで、自分の思うように行動したい。しかし自分を拾った舛花には従っている。仲間とは喧嘩するほどなんとやら。